病気のメカニズム2 〜 ”行動”という視点

自由が丘でメタトロンやBICOMを用いた、未病と予防のプライベートクリニックを始めます、Dr.まこちです。

クイントクリニックの診療のベースとなる、病気のメカニズムについて、シリーズで解説しています。

前回は「病は氣から」ということで、以下のように病気が生じることを解説しました。

正常な状態

 ↓

感情の乱れ

 ↓

エネルギーの乱れ(電気の乱れ)

 ↓

自律神経やホルモンの乱れ

 ↓

細胞の不調

 ↓

症状出現

 ↓

器質的疾患(見た目の異常)

しかし、これだけで病気のメカニズムが説明できるわけではありません。

例えば、メタトロンの測定結果で、膵臓に”糖尿病”と共鳴する周波数が現れていたとします。

けれど、その人が、必ず糖尿病になるかというと、そうではありません。

糖尿病の周波数が意味する感情は”甘えたい””依存したい”という感情です。

その感情を抑え込んだとしても、人はどこかしらでそれを満たそうとするのです。

そして、実際に砂糖が入った甘い物を沢山食べれば糖尿病を発症します。

砂糖を摂取すると、ドパミンという物質が脳内で分泌され、興奮を伴った幸福感が得られることが知られていて、ドパミンが分泌される行動は依存を生じやすいことがわかっています。

つまり、”甘えたい””依存したい”という感情を抑え込んだとしても、何かに甘えたり、依存したくなって、砂糖に依存するという”行動”を生み、結果として糖尿病を発症するのです。

逆に言えば、砂糖に依存するという行動をとらない人は、”糖尿病”と共鳴する周波数を持っていたとしても、糖尿病を発症する可能性は低いとも言えますね。

では、砂糖に依存しなければいいのかというと、そうでもありません。

依存の対象が、ギャンブルであったり、買い物であったり、お酒であったり、ゲームであったり、恋愛であったり、他のものに変わるのです。

これらはいずれも、ドパミンが深く関わっていることが知られています。

ここで大切な事は、原因となる感情は同じであっても、その人が取った”行動”によって、生じる病気や問題は変わってくるということです。

別の例を挙げてみましょう。

喫煙者は、なぜ、肺を痛めつけるとわかっていてもタバコを吸うのでしょうか?

肺は悲しみや罪悪感といった感情が溜まる臓器です。

悲しみで胸が苦しいわけですから、悲しいという感情と向き合う代わりに、タバコを吸って肺を痛めつけて、胸の苦しさを味わうワケです。

西洋医学でも”生活習慣病”なんて言葉がありますが、病気のメカニズムを考えるにあたっては、”行動”という視点が必要不可欠だということ、おわかり頂けましたでしょうか?

また、同時に、「甘い物は控えましょう」とか「タバコはやめましょう」といった、表面的な生活指導がいかに無意味であるかもおわかり頂けたのではないでしょうか。

行動を引き起こす理由(感情)を無視して、行動だけを変えようとしても、上手くいくはずはありませんからね。

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